チ。

サブカルを神学してみた

チ。原作8話を神学してみた。そもそも占星術ってOKだったの?

原作8話の第二集P65ページにおいて、グラスとオクジーは石箱を発見し、異端者の手紙を発見します。その中で異端者がもともと占星術師として生きてきたことが明かされています。チの物語の中では地動説が異端の学説とされ大問題になっていますが、実際の歴史の中では、地動説うんぬんよりのそもそも占星術の方が異端とされるような大問題だったのです。そこで、今回は中世ヨーロッパにおける占星術の位置づけについて神学してみたいと思います。
サブカルを神学してみた

チ。原作7話を神学してみた。ソクラテスは救われているか?

オクジーとグラスを唆す異端者が、「2000年前アテナイの老人が毒杯を呷(あお)った惨事から今の哲学が生れた。」と言及しているのは、西洋哲学の祖ソクラテスの事です。しかし、ソクラテスはキリスト生誕以前の人物。彼はキリスト教的には救われた人なのでしょうか?
サブカルを神学してみた

チ。原作2話を神学してみた。ガリレオ裁判の結局のところ

日本ではこのガリレオ裁判だけが独り歩きして科学が宗教にかった日かのように喧伝されていますが、実際のところはそうではありません。
サブカルを神学してみた

チ。原作1話を神学してみた。キリスト教と自然科学の親和性

これから数か月にわたって、チ。が描く、悪役にされてしまったキリスト教の世界観の実像と虚像について神学(論考)していきます。