日本基督教団

教会と国家

昨今のディスペンセーション神学指弾にみる蹄鉄理論

政治学の用語に「蹄鉄理論」というのがあります。政治上の、右と左を一直線の両端に置くのではなく、むしろ対極の立場にあるように見える、極右と極左は、かえって蹄鉄の先のように接近する、という政治学上の比喩です。もちろんこれは万能の理論ではなく、学問的には異論もあります。けれども、少なくとも一つのことはよく照らします。理念やスローガンがどれほど正反対でも、自分たちにとって好ましくない思想や集団を「公的に危険なもの」とみなし、管理し、排除しようとする時、極右も極左も驚くほど似てくる、ということです。