
マイナーな聖書の預言書を開こう ナホム書
ナホム書は一見すると相反するような神様の性質である愛と義はむしろ神様の本質であることを訴えています。北イスラエルの不信仰から同国の滅びますが、同国を滅ぼしたアッシリアもその偶像礼拝から滅ぼされます。また、それは属国として蹂躙されてきたユダ王国への慰めでもありました。神様の視点から見ると慰めと裁きが同時におきることもあるのです。 もとい、イエス様の十字架もどんな大罪人をも赦したいという愛とどんな小さな罪も赦せないという義から出た極めて神様の本質にもとづくものであることをナホム書は教えてくれます。また、ただ神を神として認めるだけではなくて、神のもとに身を寄せる、イエス様に信頼してイエス様に身を寄せることの大切さを教えられます。