士師記 第8章1~12節「ギデオンの栄光と挫折」

ギデオンに関する聖書の記述はなかなか複雑です。
ギデオンを単純に信仰の偉人、神に用いられた英雄、神に対する謙遜のモデルとして描いているだけではありません。
そういうギデオンの栄光も勿論語られていますが、同時に、口では信仰的なことを言い、謙遜を装いながら、実は自分の誉れを求め、王になろうという思いを持っていたという罪の面、ギデオンの信仰における挫折も同時に見つめられているのです。
このギデオンの姿はまさに私たち自身の姿だと言えるのかもしれません。

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