2022年クリスマス集会のご案内 アドベントキャンドルの意味
拍子抜けするかもしれませんが、アドベントリースやアドベントキャンドルには元来、聖書的な意味はありません。この風習が始まったのは比較的新しい伝統で、
ドイツのプロテスタント牧師で、都市貧困層への伝道のパイオニアであったヨハン・ヒンリッヒ・ヴィヘルン(1808-1881)が19世紀に現代的なアドベントリースを開発したのではないかと言われています。ヴィヘルンがハンブルクで創設したミッションスクール、ラウエス・ハウスの子どもたちは、アドベントの間に毎日、クリスマスは来たかと尋ねていたといいます。1839年にヴィヘルンは古い車輪から作った大きな木製の輪に20本の小さな赤いキャンドルと4本の大きな白いキャンドルをつけたものを作りました。小さいキャンドルはアドベントの間、毎週平日と土曜日に連続して点灯し、日曜日には大きな白いキャンドルに火をともす。この習慣がドイツのプロテスタント教会で広がるようになり、今日知られている4本か5本のキャンドルがついた小さいリースへと発展した。ドイツのカトリック教会では1920年来頃からこの習慣を採用するようになり、1930年代には北アメリカにも広がりました。(ウィキペディアより)
その際、この4本のローソクに意味がつけられました。
- 1本目のローソクは預言者のキャンドルと言われ「希望」を
- 2本目のローソクは天使のキャンドルといわれ「平和」を
- 3本目のローソクは羊飼いのキャンドルといわれ「喜び」を
- 4本目のローソクはベツレヘムのキャンドルといわれ「愛」を
表すものとされました。比較的新しい伝統といっても2000年も3000年も前に書かれた聖書と比較したらということであって、100年以上の歴史があるのですが、そこで今年はクリスマスまで4週あるアドベントをそのキャンドルに意味づけられた意味に基づいて
- 「絶望の淵で希望を語る聖書の預言者」11月27日
- 「クリスマスの平和を告げ知らせる天使」12月4日
- 「クリスマスの喜びに沸く羊飼い(仮題)」12月11日
- 「神様からの愛のカタチ、ベツレヘム(仮題)」12月18日
というタイトルで聖書メッセージ(説教)が語られる予定です。そして、
- 24日クリスマスイブには「教会で語られる本当のクリスマス・イブ(仮題)」
- 25日クリスマス当日は「本当のクリスマス・プレゼントをあなたに(仮題)」
と題して、クリスマスの本当の意味を皆さんにお伝えいたします。クリスチャンもそうでない方も皆様、奮って礼拝にご参加ください。
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