花の日礼拝とは1856年米国のチャールズ・H・レナード牧師の提言にはじまります。彼は6月第2日曜に子供中心の集会を行ない、その中で献児式・幼児祝福式を行ったのが始まりといわれています。以後、米国内でこの慣習が広まり、この季節が花の多い時期であることから「花」に関連した行事も行われ、「子供の日」「花の日」が結びつきました。子供たちが花を持ち寄って教会堂を飾り付けて礼拝を行い、またその花を持って病人などを慰問する子供に奉仕と感謝を学ばせる意義づけがなされました。
本日の聖書テキストの5000人の給食の奇跡は、病気が癒され、食いっぱぐれないことを目的とした大衆の「ご利益信仰」を主イエスが拒否し、「我々にはどうにもできない」というフィリポの卑屈な信仰を主イエスが訓練しています。
一方で少年が足らずまいを承知の上で献品した5つのパンと2匹の魚を主イエスは大いに祝福し増大させました。このことから、私たちは奉仕と祝福の関係について人間的な打算は通用しないこと。そして、少々衒学的ではありますが、奉仕の報酬として祝福があるような「因果関係」にあるわけではなく、ただ神様の恵によって「相関関係」があるようにされることがあることを学びたいと思います。
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