ルカの福音書6章43~49節 人生の計画を立てる上での土台の土台 砂上の楼閣
マタイの福音書5~7章に収録されている山上の説教にも、今回の聖書テキスト、ルカの福音書の平地の説教でも説教の結びは良い実、悪い実の話と「砂上の楼閣」の話です。きく人全てが話をきけば、人生に何かしらプラスになる万人受けする話ではなく、二者択一、オルタナティブ、聴衆を分断するのです。いや、聴衆一人一人の自由意志に任せ、反発する人がいても、その人たちの意思にゆだねていると言った方が正確かもしれません。本日の招きの言葉 すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。ルカの福音書 6章26節 にあるように八方美人、万人受けすることを最初から想定していないのです。これはキリストの語り部にとってもつらい話です。しかし、反発されることを厭わず語らなければなりません。 良い木が良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶとはなんでしょうか?キリストの歴史的、正統的な福音を語らない異端が当てはまるかもしれません。異端の多くはカルト(反社会的)でもあります。 砂上の楼閣のたとえは福音に根ざした人生を設計しなければ、他の何物をも土台にしても、結果が悲惨なものになるといっています。具体的にはルカ12章13~21のたとえ話がまさにそれにあたるでしょう。あなたは人生の土台に何を据えていますか、お金ですか、学歴ですか、健康ですか、家族からの愛情ですか?それとも人生の終わりに総決算をする神様の前に天国行のチケットとして提示できる福音ですか?神はあなたにといかけておられます。
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