ヨハネによる福音書 第20章11~18節「甦りの主」

メッセージの要点

甦りの主イエス様は、泣きながら途方にくれているマリアのすぐ後ろにちゃんといてくださったのです。「マリア」「ラボニ」。これまで主イエス様とマリアの間で何度も呼び交わされた言葉であったのでしょうか。彼女にとっては「婦人よ」という呼びかけと16節の「マリア」という呼びかけは違うのでした。
イエス・キリストは、私たちを十把一絡げに呼ばれません。私たちの名前をみんな知っておられて、かけがえのない人格として、名前で呼ばれるのです。
イエス・キリストは、「羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。羊はその声を聞き知っているので、ついて行く」(ヨハネ10:3、4)と言われました。彼女は混乱の最中にある時、その声を聞いていてもまだわかりませんでしたが、自分の名を呼んでくださるお声に、はっきりと甦られた主イエス様とわかったのです。

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