ヨハネによる福音書 第20章19~31節「一週間遅れのイースター」

今日はイースターの翌週の日曜日です。ヨハネの福音書21章は19節に「その日」(主イエスが復活した日)とあって、26節に「(復活した日曜日から一日と数えて)八日後」とあるので、本日の聖書箇所はまさにイースターの翌週の日曜日の出来事を記しています。
ここでは十二弟子のひとりトマスが出てくるのですが、彼に対する評価は西方教会(カトリック、プロテスタント)と東方教会(ロシア正教、ギリシャ正教等)とで違います。西方では疑い深いトマスと解され、東方では研究熱心なトマスと肯定的な評価がなされます。理由はヨハネ11章16節では命がけでイエス様のエルサレム行きを応援し、行動を共にすると発言したトマスをどう理解するかによるのでしょう。
21章25節ではっきりと「決して信じない」といいながらもトマスは復活を信じる残りの十人の弟子たちと一緒にい続けたところに私は彼の「信じられないけれど信じたい」というけなげな信仰をみます。また「信じられないけれど信じたい」トマスに昇天日までの限られた一日を割いてくださったキリストの憐れみ深さをみるのです。
私たちの主は信じられない者を足蹴にする方ではなく、信じられない者の信仰以前の「信じたい」という思いすらなお汲み取って信じる者にしようとしてくださる主なのです。

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